17/11/2022
マイクロソフト共同創業者故ポール・アレンの美術品オークション、
2日間での落札総額は16億ドル超
2022年11月17日 11時0分 ギズモード・ジャパン
11月10日、Microsoft(マイクロソフト)社の共同創業者である故ポール・アレン氏の膨大なアートコレクションがニューヨークで競売にかけられました。水曜と木曜に開催されたVisionary: The Paul G. Allen Collectionに出品された美術品の数は150点以上にのぼります。
第1部だけで15億600万ドル!
オークションハウスChristie’s(クリスティーズ)によると、水曜日に行なわれた第1部だけで、落札総額は15億600万ドル(約2200億円)を超えたとのこと。ロットの半数以上に予想落札価格より高い値がつき、5点もの絵画が1億ドル超で落札されました。これまでシングルセールで落札額が1億ドルを超える絵画が2点以上出たことはないというChristie’sですが、それがたった一晩で5点も出るという最多記録を生んだのです。
個人収集品の競売としては最大規模で、500年にわたる美術史から近代絵画と現代アートの両方の名画が並びました。本オークションは、個人コレクションとして過去最高の売上高を記録。出品された絵画はアレン氏に所有される前は、美術館で巡回展示されていたようなものばかりです。先週水曜に行なわれた第1部の目玉となったのが、19世紀フランス人画家ジョルジュ・スーラの『Les Poseuses, Ensemble (Petite version)』で、1億4920万ドルという高額で落札されました。
ポール・アレンの妹であり、ポール・G・アレン財団の役員で彼の遺産管理人であるジョディ・エレン氏は、この競売に先立って「ポールは芸術の力と重要性を心から理解し、その経験を他者とシェアすることをいつも嬉しく思っていました」とコメントしています。
Forbes誌は、2018年にディエゴ・リベラの作品『The Rivals』を980万ドルで落札した人物が、晩年のアレン氏だった点に注目。当時、この絵画の購入者の正体は謎に包まれていましたが、彼のコレクションから1410万ドルで落札されたのでした。アート市場の傑作は価値が高まっていくものですが、4年間で約400万ドルも跳ね上がるのはきわめて異例。
Photo: Christie’s|Microsoftの共同創業者故ポール・アレンのコレクションの売上高は第1部だけで15億ドルを突破
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