02/03/2026
建築ジャーナル2026年3月号(3月1日発売)にて「事故15年を迎える原発立地双葉町・・ダルマ市と七転八起・・」と題し寄稿させて頂きました。書店で見掛けた際は手に取って頂ければ幸いです。
以下その一部です。
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15年前の3月11日、福島市では最大震度6弱の揺れが断続的に5分近く続いた。その後に直線62km離れた東京電力福島原発1・2・4号機が次々に水素爆発を起こす。そして地震4日後、冷たい雨と共に放射能物質が降り注ぐ。放射線量が平常の最大400倍になり、僕らはその中で水とガソリンを探した。多くの人がここを離れる。食料を手に避難指示区域の友人を探した夜の避難所、事故直後原発復旧に向かう弟を見送る姉の後ろ姿、息子の志望高校合格を辞退し関西移住を決めた母と一人残る父、故郷福島に戻り住居建築直後に離れる決断をした夫婦、地鎮祭直後に福島を後にした家族、完成間際に「このまま進めて良いだろうか」と施主に問われ戸惑う建築家、あの15年前の有様を忘れられない。しかし避難区域とあればなおさら、まして立地町での混乱は計り知れない。事故原発敷地は双葉町と大熊町に渡るが、その双葉町で1月10・11日にダルマ市の開催を知り出かける。車で片道90kmの道中に震災直後の悔しさが蘇ってきた。
・・・以下略