25/05/2026
寺田康雄作
塩灰釉漆陶金彩花器(画像1〜3)
黒織部漆陶金彩茶盌(画像4〜6)
父の喜寿記念と題した本展。
ここ数年父の作品に多用される、上絵による金銀彩と金粉や金箔による加飾に加え、さらに漆を上塗りして色調や器の表情を整える「漆陶(しっとう)」の技法を凝らした作品群が並んでおります。
2022年11月、自宅階段で転倒した母は脳挫傷の大怪我を負いました。1年後に退院はしたものの、高次脳機能障害と半身麻痺の後遺症のある母を、父は「自分が介護する」と言って自宅へ引き取りました。
さすがにフルタイムではなく、週の半分は父が母の介護、残り半分は介護施設のショートステイで看て貰う事となりましたが、父が工房に居られる時間はほとんど無くなりました。
そこで父は、母の傍らで時間をかけて作業が出来る金銀彩を多用した制作へとシフト。介護ベッドの傍らからきらびやかな作品が数多く生み出されてゆきました。
さらにこの一年は漆を用いた新たな仕上げ表現を試み、喜寿となって更に艶のある、現代的な作品に仕上がっております。
名古屋栄三越さんにて、二年ぶりの親子展を開催して頂いております。
26日(火)まで。(最終日16時まで)
■在廊日■
康雄:21(木)午後・22(金)・23(土)・24(日)午前
鉄平:20(水)・21(木) 23(土)~26(火)(各日程11:00頃~18:00頃を予定)
『寺田康雄 喜寿記念
美山陶房 寺田康雄・鉄平 作陶展』
日時:5月20日(水) ~ 5月26日(火)
[最終日午後4時終了]
会場:名古屋栄三越7階 特選画廊
この度、康雄の喜寿を記念し、名古屋栄三越では二回目となる親子展を開催する運びとなりました。長年、土と窯に向き合い続けてきた康雄のたゆまぬ歩みと、その背中を追う鉄平の作品を、一つの会場に集めました。世代を超えた二人の作陶への想いが、器や造形を通して皆様に伝われば幸いです。ご多忙中とは存じますが、父子の対話が織りなす世界をぜひご高覧ください。心よりお待ちしております
寺田康雄・鉄平