入蘆花(ロカニイル)

入蘆花(ロカニイル) 入蘆花(ロカニイル) 主宰。於京都。
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Gallery / Antique / Tea experience 現在改装中のため、基本的に御来店いただくことができません。よろしくお願い申し上げます。

この頃は朝夕に涼しさが増し、秋の虫の音が響いています。裏山の山水にも、どこか温もりを感じるようになりました。ちょうど入荷したばかりの古物を用いて茶席を組み、鳳凰単叢 八仙を味わいました。いつまでも続くような山の余韻と、秋虫の声に耳を澄ませな...
05/09/2025

この頃は朝夕に涼しさが増し、秋の虫の音が響いています。
裏山の山水にも、どこか温もりを感じるようになりました。

ちょうど入荷したばかりの古物を用いて茶席を組み、
鳳凰単叢 八仙を味わいました。

いつまでも続くような山の余韻と、秋虫の声に耳を澄ませながら、

こうして茶に留まる時間は、
何にも代え難いものだと、あらためて思います。

さて、入蘆花が「点々斎(TENTENSHAI)」として、
気ままに仕立てていく小さな茶道具のシリーズ、SATEN|茶点。

先日ご案内した茶通は、ありがたいことに古くからの茶友に迎えていただき、嬉しいお便りを頂戴しました。

こちらも新たに、野点や旅先でもお使いいただける茶通として、「旅ノ針」を仕立てました。
どうぞご笑覧ください。

また、入蘆花オンラインストアには、今回の茶席で使用している李朝の古家具や古い煎茶器など20点ほど入荷がございます。合わせてお楽しみ頂けましたら幸いです。

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【 】

– ROCANIIRU COLLECTION –

再入荷:
60–80年代 デッドストック 薄白磁半月茶杯 5客揃

入荷商品一覧:
SATEN 茶通 旅ノ針
清代 古錫輪花形茶托 5客揃 在銘(1616–1911CE)
明治 亀文堂造 古鉄涼炉 家戌日本琵琶湖在東銘(1868–1912CE)
大正–昭和時代 網代文煎茶盆(1912–1989CE)
明治 竹彫紅花百合図蒔絵茶合(1868–1912CE)
明代 白磁煎茶碗 8客(1368–1644CE)
江戸時代 古伊万里 白磁染付目高文煎茶碗 5客揃(1603–1867CE)
オランダアンティーク 木蓋付 白釉デルフトアルバレロ型小壺
元代–明代 青磁開片高足茶碗 木箱付(1206–1644CE)
漢代 銀化緑釉小壷(206BCE–220CE)
李朝 ヘジュバン(1392–1897CE)
李朝 書棚(1392–1897CE)
李朝 書案(1392–1897CE)
室町時代 根来 隅切盆(1336–1573 CE)
李朝 石火鉢(1392–1897 CE)
清代 竹編背負子(1616–1911 CE)
江戸時代 木造大黒天像(1603–1867 CE)

李朝の床板を茶台に見立て、茶席を組みました。藁編敷を壁に掛け、紙紗の瓢箪小壺に小藪蘭を投げ入れて楽しみます。それぞれの古物が持つ素朴な質感が心地よく、しばし立ち上がる湯気に身をゆだねるひとときとなりました。さて、このたび入蘆花では、ひっそり...
24/08/2025

李朝の床板を茶台に見立て、茶席を組みました。
藁編敷を壁に掛け、紙紗の瓢箪小壺に小藪蘭を投げ入れて楽しみます。

それぞれの古物が持つ素朴な質感が心地よく、
しばし立ち上がる湯気に身をゆだねるひとときとなりました。

さて、このたび入蘆花では、ひっそりと新しい取り組みをはじめました。

「SATEN|茶点」。

入蘆花が「点々斎(TENTENSAI)」として、
気ままに仕立てていく小さな茶道具のシリーズです。

その第一作となる 「茶通 #1」 は、自然木を削り出して仕立てた一本。
枝の曲がりや節をそのままに、端部には古和紙を巻き留めています。
使い重ねるほどに木肌は育ち、色合いは落ち着きを増していきます。

茶合から急須へ茶葉を移す際の添え枝として、
また急須の口の詰まりを調整する小道具として。
日々の所作のそばで、さりげなくお役立ていただければと思います。

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入荷商品一覧

昭和 水車板古材の水屋箪笥(1926–1989CE)
清代–民国期 荊渓南孟臣製 朱泥梨型壺(急須)(1616–1949CE)
清代 朱泥水平壺(急須)(1616–1911CE)
明治–大正時代 竹彫梅鳥図茶合(1868–1926CE)
明治–大正時代 墨絵春画茶合(1868–1926CE)
江戸–明治時代 木彫松図長方盆(1603–1912CE)
SATEN 茶通 #1
清代 古錫輪花形茶托 5客揃(1616–1911CE)
明治–大正時代 木地細密彫模竹網代文煎茶盆(1868–1926CE)
明治–大正時代 備前菓子皿 5客揃(1868–1926CE)

涼を求めて、今年は天ノ川渓谷、信楽川、そして三重・銚子川へ。澄んだ水に足を浸し、子どもと鮎や鯰を追いかけたり、渓流の音を聞きながら茶を点てたり。濡れた手の感覚や、川辺の石の匂いが、記憶の奥で揺れています。気づけば立秋。朝夕の虫の音に、季節の...
08/08/2025

涼を求めて、今年は天ノ川渓谷、信楽川、そして三重・銚子川へ。
澄んだ水に足を浸し、子どもと鮎や鯰を追いかけたり、渓流の音を聞きながら茶を点てたり。
濡れた手の感覚や、川辺の石の匂いが、記憶の奥で揺れています。

気づけば立秋。
朝夕の虫の音に、季節のうつろいを感じるこの頃ですが、
日中はまだまだ茹だる暑さが続きます。

水汲みから戻ると、体から熱気が立ちのぼります。
茶箱から器を出し、湯が沸くのを待つ間、ただ静かに、ぼんやりと過ごす。
汗がすっと引き、松風が吹く頃、毎年繰り返される夏の記憶が重なり、また少し深まっていくようです。

入蘆花

ーお知らせー

入蘆花オンラインショップにて、新たに23点が入荷いたしました。
硝子の杯や茶器、李朝の白磁など、夏から秋へと移ろう時節にふさわしい品々です。
久しぶりとなる家具類の新入荷も、近日中にご案内予定です。

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入荷商品一覧

江戸時代 古伊万里染付草花蜻蛉文船徳利(1603–1867CE)
オランダアンティーク 白釉デルフト小壺(近世:16–19世紀)
明代 龍泉窯大皿(1368–1644CE)
宋代 湖田窯青白磁小盤(960–1279CE)
李朝 白磁丸壺 木箱付(1392–1897CE)
19世紀トルコアンティーク デミタスカップ(近世:16–19世紀)
江戸時代 古伊万里布袋形掛花入(1603–1867CE)
春秋戦国時代 硬陶印文壺(770–221BCE)
明代 古染付水注(1368–1644CE)
クメール朝 褐釉酒盃(中世:12–16世紀)
明治 グラヴュール羊歯文杯(1868–1912CE)2客
明治 グラヴュール羊歯文コップ(1868–1912CE)
19世紀フランスアンティーク 底厚ビストログラス 8客
奈良-平安時代 須恵器叩文壺(710–1185CE)
江戸時代 金彩十字文キリシタン仏像 木箱付(1603–1867CE)

鎌倉時代、禅僧の居室では、仏具や花を飾る小さな聖域的な空間が設けられていました。それはやがて「床の間」というかたちとなり、茶の湯文化が花開いた桃山・江戸期には、掛軸と一輪の花だけで、季節や心模様を表す美意識が育まれていきました。語るものを絞...
22/07/2025

鎌倉時代、禅僧の居室では、仏具や花を飾る小さな聖域的な空間が設けられていました。
それはやがて「床の間」というかたちとなり、茶の湯文化が花開いた桃山・江戸期には、掛軸と一輪の花だけで、季節や心模様を表す美意識が育まれていきました。

語るものを絞ることで、語られない部分が深まっていく。
床の間は、意図された余白ともいえる空間かもしれませんね。

そんなことを思いながら、李朝の白磁壺──月壺をしつらえました。

丸く、やわらかく、ただ静かに佇むこの器は、17世紀の朝鮮半島で作られたものです。
儒教の美意識が色濃く反映されたこの時代の工芸は、あえて装飾を排し、白そのものの深さを見つめています。

乳白色とも、雪白ともつかない、経年の染みを内包した有機的な白の揺らぎは、時とともにゆっくりと変化し続けています。

床の間に浮かぶように佇む月壺を眺めていると、「ただ在る」ということの美しさが、静かに響いてきます。

静かな余白の中に、心を留める美しさを探しています。
宿や大切な場の古物を合わせたしつらえをお考えの方は、どうぞご相談ください。

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- ROCANIIRU COLLECTION -

李朝 白磁 満月壷(タルハンアリ):

17世紀、李氏朝鮮中期に作られた白磁の月壺。
丸みを帯びた乳白の器体に、経年の染みが景色として現れます。
高さ38cm、小ぶりで茶室にもおさまります。

山裾の小沢沿いを散歩していると、線形の葉を凛と広げたタマガヤツリを見つけました。淡緑色の小穂が球形に集まり、その凛とした佇まいが、とてもかわいらしく映ります。大正時代の飴色に育った古籠に山石を敷き、窓辺に生けました。野に在るように。小さな空...
16/07/2025

山裾の小沢沿いを散歩していると、線形の葉を凛と広げたタマガヤツリを見つけました。

淡緑色の小穂が球形に集まり、その凛とした佇まいが、とてもかわいらしく映ります。

大正時代の飴色に育った古籠に山石を敷き、窓辺に生けました。

野に在るように。

小さな空間の窓辺で耽るひととき。
お灯りのように、お楽しみいただけたらと願っています。

静かな余白の中に、心を留める美しさを探しています。

宿や大切な場の古物を合わせたしつらえをお考えの方は、どうぞご相談ください。

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- ROCANIIRU COLLECTION -

大正 竹造手付面取籠(1枚目):
環状の手が付き、口周りは細やかに編まれ、胴は面取りされています。
野の草花を呼び込むような佇まいです。

室町時代 古備前 四方筒(2枚目):
装飾をそぎ落とした形が、ごまや土の表情を引き立てます。
水指としても、野の草木を活けても、凛と映えます。

清代 唐木茶棚(3枚目):
台形で格子を透かした明様式の唐木茶棚です。
玄関で花台とし、陰影が空間に奥行きを添えます。

入蘆花 – ROCANIIRU|茶・古美術・自然を編む
Quiet Tea Moments from Kyoto|Antiques & furniture for modern living
Shop & stories – worldwide shipping

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梅雨も明け、日差しが強くなってきましたね。今年は雨が少なかったせいでしょうか、例年より、どこかゆっくりとした植生が広がっています。山水を汲む季節も、汗ばむ日々が増えてきました。下山の時間が近づいても、小川の涼やかさが名残惜しく、なかなかその...
30/06/2025

梅雨も明け、日差しが強くなってきましたね。今年は雨が少なかったせいでしょうか、例年より、どこかゆっくりとした植生が広がっています。

山水を汲む季節も、汗ばむ日々が増えてきました。下山の時間が近づいても、小川の涼やかさが名残惜しく、なかなかその場を離れがたく感じます。

山から持ち帰った肉桂の樹皮を山水で煮出すと、心地よい香りが満ちました。体に入れると色彩に例えたくなるような美しい味わい。鞍馬石のそげ石も、思いのほか良い茶台となりそうです。これらもまもなく入荷を予定しておりますので、ぜひ楽しみにお待ちください。

さて、お知らせですが——。

茶と自然、そして古美術。これらは入蘆花がずっと大切にしてきたテーマです。ありがたいことに、この私的で小さな営みに共鳴してくださる方々も、年々少しずつ増えてきているのを感じます。

折に触れ、熱心なお客様と、茶や古美術について思わず話し込むことがあります。そんなとき、自分がどのような目で茶や古美術を見つめてきたのか、あらためて気づかされることが少なくありません。

古いものには、物そのものの枠組みを超えた物語があります。どのような背景を持ち、いかなる時代を渡り、人の手を経てきたのか。実際に古物に触れ、使うことで、その物語は今に続き、ひとつの器、一枚の布、一片の石が、思いがけない美しさを帯びる瞬間があります。それは単なる知識の披瀝ではなく、私自身が茶を通して幾度となく体験してきた、一期一会のひとときです。

入蘆花では「古美術を編む」というコンセプトのもと、それぞれのテーマを短編として綴り始めました。こうした短編は、折々にWebサイトにも少しずつ載せておりますので、私的で偏った視点かもしれませんが、ほんのひとときお楽しみいただければ幸いです。

それでは、どうぞ夏をお楽しみください。
入蘆花 拝

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この頃の陽気に誘われて、野辺のそこらかしこに花が咲いています。散歩中でも思わずしゃがんで見てしまいます。今日は茶道具をたくさん発送しました。久しぶりの茶会、山と茶、皆さんと楽しみたいと思います。今回、京都でもという声をたくさん頂いたので、考...
12/04/2025

この頃の陽気に誘われて、野辺のそこらかしこに花が咲いています。散歩中でも思わずしゃがんで見てしまいます。

今日は茶道具をたくさん発送しました。
久しぶりの茶会、山と茶、皆さんと楽しみたいと思います。

今回、京都でもという声をたくさん頂いたので、考えたいと思います。ありがとうございます。

さて、募集という程ではないのですが、茶や古物、自然が好きで、茶会のお手伝いしてくださる方、
手習などでお返しするという形で、
長くご一緒できる方を求めています。

8月は台湾に茶の旅、秋頃は茶人を日本に招いての茶会も企画しています。
長くご一緒できる通訳をして下さる方も求めています。

そろそろ、テンカラと茶を楽しみに山に行きたい。
夜更けになってしまいました。おやすみなさい。
入蘆花

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4月の入荷一覧です。

ROCANIIRU COLLECTION | April 2025

updated: 4.11

江戸 朝鮮唐津大鉢 江戸時代/1603-1867CE
平安 古常滑山茶碗 残欠 盆栽 平安時代/794-1185CE
清 古塗函 清時代/1616-1911CE
塗り師の作業板 花台 b 江戸時代/1603-1867CE
塗り師の作業板 花台 a 江戸時代/1603-1867CE
清 木味の良い唐木飾棚 清時代/1616-1911CE
土師器 皿 古墳時代/250-581CE
弥生土器 朽ち枯れた小壺 残欠 弥生時代/300BCE–250CE
弥生土器輪口残欠 弥生時代/300BCE–250CE
弥生土器 杯 弥生時代/300BCE–250CE
バンチェン線刻文皿 3世紀以前
弥生土器 侘寂小壺 弥生時代/300BCE–250CE
弥生土器 碗型土器 弥生時代/300BCE–250CE
蝶花図円式煎茶盆 明治時代/1868-1912CE
漢緑釉小壺 漢王朝時代/206BCE-220CE
硬陶印文壺 春秋戦国時代/770-221BCE
漢 灰陶加彩雲気文壺 漢王朝時代/206BCE-220CE
李朝 木味の良いソバン 茶台 李氏朝鮮時代/1392-1897CE
李朝 白磁青花草文壺 李氏朝鮮時代/1392-1897CE
古竹山水図漢詩彫茶合 明治時代/1868-1912CE
宋元 龍泉窯青磁茶碗 宋時代/960-1279CE
唐代 邢州窯 白磁単耳碗 唐時代/618-907CE
木味の良い一文字盆在銘 16-19世紀
刳抜煎茶一文字盆 16-19世紀
清 乾隆年製款銅覆古錫輪花小茶托 5客組 箱付 清時代/1616-1911CE
清 白磁茶碗 清時代/1616-1911CE
伊万里染付幾何学点紋蓋茶碗 五客組 江戸時代/1603-1867CE
伊万里染付魚文蓋茶碗 五客組 江戸時代/1603-1867CE
御深井釉小瓶 江戸時代/1603-1867CE
唐 邢州窯 双耳杯 唐時代/618-907CE
宋元 磁州窯 小皿 b 元時代/1206-1368CE
宋元 磁州窯 小皿 a 元時代/1206-1368CE
土師器質の小杯 出土品 詳細不明
クメール褐釉酒盃 12-16世紀
李朝 古塗函(ハム) 李氏朝鮮時代/1392-1897CE

<入蘆花より、茶会のお知らせ>東に美ヶ原、西に北アルプスを望む山岳都市・松本。山林所有者の方のご厚意により、この機会が生まれました。秘密の山域と古民家をお借りし、茶室でもなく、野点でもない、身体と五感を使う、山と茶の時間を皆様と共に楽しめた...
03/04/2025

<入蘆花より、茶会のお知らせ>

東に美ヶ原、西に北アルプスを望む山岳都市・松本。山林所有者の方のご厚意により、この機会が生まれました。秘密の山域と古民家をお借りし、茶室でもなく、野点でもない、身体と五感を使う、山と茶の時間を皆様と共に楽しめたらと考えております。

入蘆花 | 山と茶

4月14日 「火土水の茶会」
4月15日 茶会「Tea, As It Is」

各会5名様、お申込期限は4月10日となります。詳細は入蘆花イベントページにて。

お気軽にお問い合わせいただけましたら幸いです。

さて、本日は茶道具を中心に6点の入荷がございます。

刳りだし盆がなかなか入蘆花好みです。売れ残れば私が使おうかな。

入蘆花

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本日の入荷一覧

清 乾隆年製款銅覆古錫輪花小茶托 箱付 清時代/1616-1911CE
刳抜煎茶一文字盆 16-19世紀
木味の良い一文字盆在銘 16-19世紀
唐代 邢州窯 白磁単耳碗 唐時代/618-907CE
宋元 泉窯青磁茶碗 宋時代/960-1279CE
古竹山水図漢詩彫茶合 明治時代/1868-1912CE

#入蘆花 #茶会 #山と茶
#ジョンケージ #老岩茶 #山行 #焚き火
#山菜 #山野草
#自然茶 #中国茶 #台湾茶 #野生茶

山と茶。起きがけのぼんやりした頭のまま、いつもの裏山へ水を汲みに出かけました。朝のひんやりとした空気を胸いっぱいに吸い込むと、意識が澄みわたり、静かに目が覚めていくようです。尾根道の新緑は瑞々しく、初夏の気配が漂っていました。湿り気を帯びた...
01/04/2025

山と茶。

起きがけのぼんやりした頭のまま、いつもの裏山へ水を汲みに出かけました。
朝のひんやりとした空気を胸いっぱいに吸い込むと、意識が澄みわたり、静かに目が覚めていくようです。

尾根道の新緑は瑞々しく、初夏の気配が漂っていました。
湿り気を帯びた土の香りを感じながら、木の根に腰を下ろし、しばし瞑想をしました。

眼下には霞がかった市街地が広がり、曇り空の向こうから柔らかな光がこぼれ落ちていました。
一日のはじまりです。

森へ分け入り、薮椿のそばで湯を沸かす間、
時折、鶯の声が森に響き渡っていました。

仕入れたばかりのポジャギを木に吊り、
その場にある岩や朽木を並べて、即席の茶席をつくるのも楽しいものです。

山裾には一点を淡く染める見事な桜が咲いていました。
はっとするほどの美しさに、しばし時を忘れました。

静かな森の中で、一杯の茶を味わいました。
満足を超えた心地よさが、ゆっくりと身体に染みわたるようでした。

日々の茶を飽きることはないようです。

さて、本日は入蘆花オンラインショップに7点の入荷がございます。
4月も、日々少しずつ追加していきますので、ご笑覧いただけましたら幸いです。

入蘆花

本日の入荷一覧

李朝 古塗函(ハム) 李氏朝鮮時代/1392-1897CE
クメール褐釉酒盃 12-16世紀
土師器質の小杯 出土品 詳細不明
宋元 磁州窯 小皿 a 元時代/1206-1368CE
宋元 磁州窯 小皿 b 元時代/1206-1368CE
唐 邢州窯 双耳杯 唐時代/618-907CE
御深井釉小瓶 江戸時代/1603-1867CE

川辺に白い枝を垂らす雪柳が、一斉に開花を迎えています。ふわりと風に揺れる姿を眺めていると、まもなく訪れる桜とのコントラストが脳裏に浮かび、春の気配を感じました。今日は、白枝を古硝子の円柱に投げ入れ、茶席を組み、高定石先生の文山包種茶を楽しみ...
26/03/2025

川辺に白い枝を垂らす雪柳が、一斉に開花を迎えています。

ふわりと風に揺れる姿を眺めていると、まもなく訪れる桜とのコントラストが脳裏に浮かび、春の気配を感じました。

今日は、白枝を古硝子の円柱に投げ入れ、茶席を組み、高定石先生の文山包種茶を楽しみました。
茶壺の蓋にいつまでも残る、懐かしい花の香りに、心がほどけるようでした。

子供を授かってから、京都に腰を据えて過ごす時間はずいぶんと減りましたが、この地に根を下ろしてきた年月の長さを、改めて実感するひとときでした。

昨年から、仕事の合間を縫ってリノベーションを再開し、一部は形になりつつあるものの、家族のこと、ギャラリーに隣接する環境の変化——さまざまな事情が重なり、一旦リノベを中断し、新たな地への移住を視野に入れ始めています。

これまで自分のことは後回しにしてきましたが、そろそろ向き合う時なのかもしれません。

この変化を楽しみながら、次の章へとつなげていけたらと思います。
ひとつの区切りを迎えつつも、しばらくは変わらず京都にて。

皆さまも、どうぞ穏やかで楽しい日々をお過ごしください。

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先日、もうすぐ二歳になる息子と、久しぶりに裏山を歩きました。なまあたたかい春の風が葉を揺らし、降り注ぐ木漏れ日。湿気を帯びた土の香りが時折鼻をかすめ、絶え間なく流れる川の音が耳に心地よく響いていました。足裏に伝わる落ち葉や石の感触、すべりそ...
23/03/2025

先日、もうすぐ二歳になる息子と、久しぶりに裏山を歩きました。

なまあたたかい春の風が葉を揺らし、降り注ぐ木漏れ日。湿気を帯びた土の香りが時折鼻をかすめ、絶え間なく流れる川の音が耳に心地よく響いていました。足裏に伝わる落ち葉や石の感触、すべりそうな泥濘。森の輪郭が脳裏に浮かんでは、その濃さが増していきます。

水場に転がっていた朽木をめくると、ダンゴムシやミミズが現れ、息子はじっと見つめたあと、小さな声で「こわい」とつぶやきました。

土の中にも存在している世界。息子の中で、私、という視座が広がる瞬間をこの頃多く目にします。
私も幼い頃、夢中で土を掘り、何かを探し続けていました。楽しかったな。

森の後は、山梅を古編壺に投げ入れ、息子とともに茶席を組みました。枝に触れて「今」とつぶやくと、その真似をして「いまっ」と言う息子。その姿がなんとも愛おしく、心に残るひとときとなりました。

さて、本日より、入蘆花のオンラインストアにて入荷が始まります。
しばらくの間、日々少しずつ追加していきますので、ご覧いただけましたら幸いです。

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今回の入荷一覧

大津絵 鬼図 江戸時代/1603-1867CE
大津絵 猿図 江戸時代/1603-1867CE
李朝 錆び枯れた石鍋 李氏朝鮮時代/1392-1897CE
清 鎹直古茶壺 底款 木箱付 清時代/1616-1911CE
英祥堂造 古錫瓶座 急須台 茶船 清時代/1616-1911CE
古瀬戸鉄釉壺 安土桃山-江戸時代/1573-1867CE
蝙蝠文古錫茶托 5客揃 清時代/1616-1911CE
古伊賀灰釉広口壺 江戸時代/1603-1867CE
李朝 雨漏手 白磁下蕪瓶 李氏朝鮮時代/1392-1897CE
古伊万里 白磁瓶 江戸時代/1603-1867CE
李朝 古塗函(ハム) 李氏朝鮮時代/1392-1897CE
李朝 木味の良い供物台 茶台 李氏朝鮮時代/1392-1897CE
古栗一文字盆 大正時代/1912-1926CE
大葛籠 野点茶箱 江戸時代/1603-1867CE
清 古竹編器局 提籃 茶籠 清時代/1616-1911CE
18世紀 デルフト色絵花文茶壺 16-19世紀
よく枯れた古銅 香立みたて 19-20世紀
笏谷石 バンドコ 石製火炉 室町時代/1336-1573CE

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この日は、ume, yamazoeのしつらえの為に、山の水辺を歩き、冬の中で、ひっそりと佇む、苔むした木片や朽ちた枝、季節の草花を採取しました。今年はまだ雪はなく、冬の静けさの中に柔らかな陽射しが降り注いでいます。葉を落とした木々の間からは...
16/01/2025

この日は、ume, yamazoeのしつらえの為に、山の水辺を歩き、冬の中で、ひっそりと佇む、苔むした木片や朽ちた枝、季節の草花を採取しました。

今年はまだ雪はなく、冬の静けさの中に柔らかな陽射しが降り注いでいます。葉を落とした木々の間からは、小さな新芽が顔をのぞかせ、たんぽぽの黄色い花がひっそりと地面を彩りはじめています。遠目から眺めると、眠りについているような自然も、実はその奥底で命を巡らせていることを感じます。

これらの山添の自然の断片を古物と組み合わせて、宿に配していくと、時間を経た古物が持つ静けさと、生々しい自然の動きが、調和し、冬の気配が、空間に満ちていきます。

入蘆花ではしつらえや、茶のセッションなどを通して、自然や四季の変化を直接楽しんで頂ける活動をしていきたいと考えています。はるか縄文のいにしえから続くこの山添の里山に佇むume, yamazoeでも、時々、このような活動ができればと思いますので、ぜひ、お楽しみいただけましたら幸いです。

しつらえで使用している古物については、お気軽にお問い合わせください。

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住所

山添村片平大字452
Yamazoe-mura Yamabe-gun, Nara
6302356

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